【初心者必見】300kmロングライド初挑戦でわかったこと|北九州⇔大分空港19時間の記録

アイテム紹介

福岡県北九州市の自宅から大分空港までを往復する、片道約150km・総距離300kmのロングライドに挑戦しました。深夜0時にスタートし、ゴールしたのは19時20分。19時間以上をかけて完走した今回のライドの記録と、装備・反省点をまとめます。これから300kmロングライドに挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

目次

  1. コース概要
  2. 事前準備:電動空気入れとバーテープ
  3. ライド記録:自宅〜大分空港
  4. ライド記録:大分空港〜自宅
  5. ロングライドの持ち物リスト
  6. 300kmロングライドで注意すべきこと
  7. 今回の反省点
  8. 次のロングライドまでに揃えたいもの
  9. まとめ

コース概要

  • ルート:北九州市の自宅 → 大分空港(往復)
  • 走行距離:約300km
  • 出発時刻:深夜0時
  • 到着時刻:19時20分(所要時間19時間20分)
  • ルート:北九州→苅田→行橋→築上→豊前→上毛→中津→宇佐→豊後大野→国東半島→大分空港

事前に昼間しっかり睡眠を取って深夜0時出発に備えました。深夜帯は交通量が少なく走りやすい反面、気温や体力配分など日中とは違う注意点がある点を実感したライドになりました。

事前準備:電動空気入れとバーテープ

今回のロングライドに向けて、特に準備したのが以下の2点です。

電動空気入れ

長距離ライドなのでパンクのリスクを考えて購入しました。買って楽しいアイテムではないので後回しにしがちかもしれませんが、ただでさえライドで疲れているのに手動のポンプでの空気入れはかなり気の遠くなる作業になると思います。パンク時の悲惨さを考えてそろそろ導入することにしました。

この電動空気入れを買ったきっかけは、ロードバイクを仕事にしている方から教えてもらったからです。徳之島で一緒にライドしていた時に空気を入れてもらいましたが、空気圧が数字で表示されるし、コンパクトであり、高くないのでオススメです。

 
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バーテープ(厚手グリップタイプ)

300kmという距離になると、手のひらへの振動が蓄積してしびれや痛みの原因になります。そこで今回は厚めのグリップテープを巻いて振動対策をしました。結果として、お尻や肩、首には痛みが出たものの、手のひらはほとんど痛みを感じず、この対策は非常に効果的でした。

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ライド記録:深夜スタート〜大分空港到着

深夜0時、北九州を出発

自宅を深夜0時に出発。昼、夕方にしっかり寝て準備万端。夜は交通量が少なくて走りやすく、空気も澄んでいて星がとても綺麗でした。景色を楽しめる反面、車が少ない分ついペースが上がりすぎてしまう点には注意が必要だと感じました。所々で写真撮影をしながら、気持ちよく距離を稼いでいきました。

装備トラブルとバッグの課題

走行中、フレームバッグにドリンクボトルが干渉することに気づきました。今後は以下のように改善したいと思います。

  • フレームバッグはより小型のものに変更
  • 補給食はできるだけサイクルジャージのポケットに収納
  • トップチューブバッグを追加して充電器2個・スペアチューブ・電動空気入れ・鍵・レンチの収納

補給食は羊羹やカロリーメイトを用意していましたが、同じ味ばかり買ってしまったのも反省点です。酸味のあるグミなど、味に変化をつけた補給食も準備しておくべきでした。

朝4時、ライト切れでコンビニ休憩

朝4時、豊後大野あたりでフロントライトのバッテリーが切れてしまい、コンビニで30分の充電しつつ休憩を取ることになりました。モバイルバッテリーは2個持参していましたが、ライト本体の電池持ちの重要性を痛感する場面でした。夜間のロングライドが初めてだったので、ライトの点灯時間が尽きてしまうことを想像できていませんでした。

大分空港到着(朝8時)

出発から8時間、朝8時に大分空港へ到着。トイレ休憩を挟んですぐに折り返しました。日差しが出てきたタイミングで、腕まくりをしていたため日焼け止めを塗り忘れていた腕が真っ赤に日焼けしてしまいました。下の写真は家に帰って撮影したもので、両腕真っ赤です(日焼け止め塗り忘れ)。

ライド記録:大分空港〜帰路の戦い

国東半島、50kmの試練

大分空港から国東半島を抜けるまでは約50km、復路全体のおよそ1/3に相当する区間です。坂道が続き、すでに足にダメージが蓄積していたこともあり、体全体に疲労感が広がっていきました。下の写真は大分空港に向かう途中で撮影したもの。

体の痛みとの闘い

後半は、お尻・肩・首、特に肩の痛みが強くなっていきました。腕が突っ張った状態のまま走り続け、肩で上体を支えてしまっていたことが原因だと思います(初心者らしい乗り方)。信号とコンビニ休憩以外は止まらないというマイルールのもと、肩をぐるぐる回しながら痛みを紛らわせて走り続けました。

メンタルを保つコツ

10時間を超えたあたりから、体力の消耗・日差し・腕の痛みでとにかく前に進むことだけを考えるようになりました。ナビで残り距離や経過時間を確認すると「まだこれだけしか進んでいない」と感じて気持ちが折れそうになることに気づき、代わりに以下を意識するようにしました。

  • 歌を歌う
  • タイヤが地面を転がる音や感触に集中する
  • 景色を楽しむ
  • 行き交う車の車種やナンバーを眺める

残り〇キロなどの数字を意識しすぎないことが、長時間ライドのメンタル維持には効果的だと実感しました。

道路環境の怖さ

夜や早朝は交通量が少なく走りやすくて気づかなかったのですが、大通りにも関わらず車道の端は道幅が狭く、後方から来るトラックの存在が怖く感じる場面もありました。また道の端には釘やガラスなどの鋭利なゴミが落ちていることが多いのでパンクを避けながらの走行に神経を使ったのも疲れを加速させていたと思います。事前にもう少しルートを調べておけばと思いました。

福岡県突入も、ゴールまでは遠く感じる

福岡に入った時点で「あと少し」と感じたものの、実際には上毛→豊前→築上→行橋→苅田→北九州と、いくつもの自治体をまたいで進む必要があり、道路標識を見るたびに「全然進んでいない」と気づかされる展開が続きました。

復路はコンビニの数が増え、持参した補給食に飽きたこともあり、酸味のあるグミや惣菜パンを買って糖分以外の味を欲するようになりました。最終的にはブラックコーヒーで気分転換をしていました。

終盤、1kmが遠く感じる

終盤になると、肩の痛みとの闘いが中心になり、100m進むのすら遠く感じるほど消耗していました。ロードバイクの乗り方自体が初心者的だったことが、肩痛の根本原因だと今回のライドで痛感しました。腕を突っ張って振動と体重を肩で支えていたのが原因。行きより大幅に時間がかかり夕暮れとともに再度前後ライトを点灯。明るいうちに帰宅する予定だったので、またライトにお世話になると思ってませんでした。バッテリー持ちの良いフロントライトの買い替えが必要だと感じました。

自転車を担いで歩道橋を渡る

ルートの途中、線路を越えるために立体歩道橋を自転車を担いで渡らなければならない箇所があり、これは地味に大きなストレスでした。

ゴール、19時20分

自分の生活圏内に入ったところで、ゴールの実感が湧き、肩の痛みを忘れラストスパートをかけることができました。帰宅途中でコンビニに寄り、オイコス(ヨーグルト)を購入。帰宅後はヨーグルトを食べてシャワーと歯磨きを済ませ、倒れるように就寝しました。

ロングライドの持ち物リスト

今回のライドで実際に持参したものは以下の通りです。

  • ボトル2本
  • サイクルグローブ(手のひらが痛くなりにくい、転んでしまった際に擦り剝けの防止)
  • 補給食(同じ味に偏らないように)
  • モバイルバッテリー2個(ライトやスマホ用)
  • サングラス(紫外線・乾燥・飛来物から目を守る)
  • サイクルキャップ(頭皮の日焼け対策)
  • ステムホルダー(ハンドル取り付け型よりスマホの重さで回転しにくくおすすめ)
  • 鍵(これを忘れたら盗難が怖くて落ち着いてコンビニ利用できません)
  • 輪行袋(リタイアせざるを得ないときの為に。なるべく線路沿いをメインルートに)
  • 電動空気入れ(パンク時のお供に)
  • フロント・リアライト(充電忘れに注意)
  • 予備チューブ(パンク時のお供に)
  • レンチ(パンク時のお供に)
  • リップクリーム
  • 日焼け止め(持って行くの忘れた)

300kmロングライドで注意すべきこと

今回の経験から、長距離ライドで特に意識すべきポイントをまとめます。

  • ルート選定:坂道の多さは特にチェック。あとは可能であればメイン通りの道幅の広さを事前に確認する。また線路沿いのルートであれば、リタイヤ時に輪行へ切り替えやすく安心感がある
  • アクシデントの想定:パンク、体調不良、機材トラブルへの備え
  • 補給食の調達場所:休憩はスーパーよりコンビニがおすすめ(ペットボトルを捨てられるため)
  • 持ち物とバッグの関係:持ち物の量・種類によって必要なバッグが決まる
  • ライトの充電切れ対策:モバイルバッテリーは必ず携帯する。今回2個持参したのは正解だった

今回の反省点

  • ロードバイクの乗り方:腕が突っ張った状態で走り続けたことで肩を痛めてしまった。フォームの見直しが必要
  • 日焼け止めの塗り忘れ:深夜出発だったため油断し、日焼け止めを塗らずに出発。日中は想像以上に日差しが強く、腕が真っ赤に日焼けした

次のロングライドまでに揃えたいもの

ロングライドを楽にするため、将来的に揃えたい装備は以下の通りです。

  • お尻へのパッドが優秀なサイクルウェア
  • ペダリングやボトルに干渉しないバッグ(トップチューブバッグなど)
  • ナビ機能が充実したサイコン
  • 電動シフター
  • バッテリー持ちの良いフロントライト
  • ビンディングシューズ

まとめ

北九州から大分空港までの往復300kmロングライドは、体力・メンタル・装備のすべてが試される挑戦でした。特に肩の痛みと日焼けは次回への大きな反省点であり、特にフォームの改善は必須だと感じています。一方で、厚手のバーテープによる手のひら保護のおかげで手のひらの痛みが大幅に軽減されたと思います(バーテープ初めての交換でした)。

次回のロングライドに向けて、トップチューブバッグやサイコンなどの装備を整えつつ、今回得た学びを活かしてより快適な長距離ライドを目指したいと思います。

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